− 東トルキスタンの現状 -
 
  中国の対外宣伝は偽りである。民族問題・民族圧迫・ 国家テロなどを隠し国連や世界各国には
  東トルキスタンやチベット問題を中国の「国内」問題だと騙し続けてきました。

  外国人記者が東トルキスタンに来ると、中国当局は緊張し北京の外交部・公安部・安全部・所謂
  「ウイグル自治区」政府の役人・安全局・公安局の警察数十人が直接または間接的に監視する。
  全ての電話を盗聴し、ウイグル人との会合や会話を禁止している。
  新聞記者がウイグルの生活・文化などを尋ねると、ウイグル人ではなく中国人が「代わりに」答え
  る。

  新疆ウイグル自治区では多くのウイグル人が政治犯として投獄され、拷問・虐待を受けています。

  自治区なるものは虚名にすぎない。実際にはウイグル人は中国によって完全に支配され計画的
  な中国化が遂行
されているのです。

貧 困
  
  東トルキスタンは石油や天然資源の宝庫である。38カ所の油田・天然ガス田が発見されている。
  ウイグルの石油・天然ガスの埋蔵量は、中国全体の28%(石油)、33%(天然ガス)を占めてい
  る。しかし中国でもっとも貧困とされる25県のうち、実に20が新疆地域に集中している。
  なぜなら漢人が軍事・政治・
経済・文化に関する実権を独占し、ウイグル・カザフ人は元々自分
  達のものだった土地や水を漢人から購入しなければならない。
  東トルキスタンの石油・石炭で発電された電気、水力発電所の電気も買わなければならない。
  このため東トルキスタン国民はどんどん貧しくなっていった。


  
2000年中国が定めた「貧困」レベルは一人あたりの年収635元。貧困層3000万人。(新華社)
  

  
2004年年収637元(8500円)の貧困層は8500万人貧富格差が拡大した。(2004年7月29日産経)
 
  
 
 一方100万ドル(約1億1000万円)以上の資産を有する富裕層23万6000人。1000億円の資産家
  
もいるとされる。
  貧困層に対する国、民間、国際機構からの援助金は毎年計3000億元に上り「平等分配すれば
  年収1000元を超す」として官僚の資金流用などを批判する声が上がる一方、農村問題の専門
  家は「貧困地区の発展には時間と金がかかる」としている。(共同)


  東トルキスタン人口の40%が中国が決めた最低生活レベルの下で生活している。東トルキスタン
  人口の40%を占めるこの「少数民族」の一人当たり年間平均給料は1080元(約130ドル)。
  実際はこの統計は偽統計で、40%・1080元も信用できない数字である。
  東トルキスタンで「貧困地区」というのはウイグル人の多いカシュガル、アクス、アトゥシ、ホテン、
  コルラ地区。
  これらの地区はどちらも石油、天然ガスが採れるが中国政府はそれを直接中国本土へパイプラ
  インや列車・トラックなどで運んでいく。ウイグル人は貧乏なままである。

  
  中国政府が発行した「新疆の歴史と発展」白書には「少数民族地区人民の給料は中国の内地の
  人民より2.6%高い」と書かれている。東トルキスタンで1人当たりの年間平均給料は7450元(約
  920ドル)と公表した。
  しかし、これは東トルキスタン国民ではなく「新疆生産建設兵団」と呼ばれる漢族の給料である。

西部大開発

   
内陸西部地区を経済成長軌道に乗せるため中国国務院が実施する開発政策及びその結果としての経済動向。
   2000年江沢民政権は西部大開発計画をスタートさせ、鉄道・道路建設などのインフラ整備や投資環境の整備、
  学教育の発展などの優遇政策を実施した。胡 錦濤政権も西部開発は不動の政策であると表明している。

 問題点目的は漢族移民のための生活の場作り
  
当地の人々は何一つその恩恵を受けていない。恩恵を受けるのは中国各地から送り込まれた漢
  族移民である。2001年1月から2月の短期間で60万人の漢族移民が東トルキスタンに流入した。
  ウイグル人の失業率は急増し民族衝突をますます激烈なものにした。

  中国当局は漢族移民永住化のため法律を制定、政治・経済・法律・社会各方面で優遇。中国の
  区分対処政策は漢族移民の大漢族思想を壮大化し、当地の習俗を尊重せず圧迫し少数民族を
  二等公民待遇としてきた。漢人移民は地元住民との間で水や土地をめぐり争い、職の奪い合い
  を繰り広げている。移民達は新疆地域で現地民への民族差別を激化させた。
  中国が「投資」するのは、さらに多くの漢族移民を受け入れるためである。

  1995年中国政府の新疆ウイグル自治区設置当時の政府文書ではウイグル族は全人口の93%と
  いう比率を維持し、残りの7%はその他の民族(漢族、モンゴル族、カザフ族など)だった。今では
  ウイグル族は新疆の人口の47%にしかすぎない。
  その上ウイグル族の大部分は放牧地や僻地といった条件の悪い場所へ追いやられている。

  1950年代初め、グルジャの総人口に占める漢族の割合は10%に満たなかった。
  現在グルジャ人口140万人のうち100万人が漢族である。

  40年間殆ど「投資」をしなかった中国は中央アジア各国の旧ソ連邦からの独立・国連加入により、
  東トルキスタンの独立を恐れ「開発」と言う名で早急に資源を盗み出し中国内に流すと同時に漢族
  流民を東トルキスタンに送り込んでいる。

 
 ●カシュガル(3000年の歴史を持つ古都):中国当局により市内に住む数千人の住宅が強制的に破壊されその土地
   に漢族移民が移住。ウイグル人は郊外へと追い出された。

  ●クムル(ハミ)地区:中国当局の漢族移住政策によりウイグル民族の人口が99%から10%に減少。現在漢族移
   民は人口の89%を占める。
 

   
中国政府のこのような行為は東トルキスタン全土で行なわれている。

  移民政策
  東トルキスタンでは漢族移民に優遇政策を実施している。
  東トルキスタンに来るときは交通費が支給され、生活費・土地・住宅も提供される。
  また百万人の軍隊の保護下で暮らしている。中国内地の大学を卒業した漢族学生には、役人や
  幹部などに優先的に就職させる。
  一方、ウイグル人大学生は90年代に入り就職は一層困難になり「少数民族は要らない」と拒否さ
  れるケースも多い。一部のウイグル人大学生は経済発展が遅れている貧困地区に分配される。

  西部大開発プロジェクトでウイグル人が豊かになることはない。
 
資源の強奪
 
  この十数年の間で東トルキスタンから石油・ガソリン・天然・ガス・石炭・金・銀・銅・鉄・ウランなど
  多種の金属・玉石・宝石・塩・ミネラル水といった資源とウイグル族に作らせた綿・果物・穀物など
  を中国へと運び出している。
  これらの資源や農産物は、当局が強制的に安い値段で買い取ったものだ。

  さらにウイグル農民を年に3ヶ月以上の“義務労働”をさせている。この労働のための交通費、食
  費はすべて自己負担。激しい肉体労働で、水路、道路、ダムなどを造る。 参加しなければ20元
  〜50元の罰金を取る。現金がなければ家畜、家具、絨毯、食料品を没収し生活が立ち行かない
  ようにする。

  この義務労働と同時に、綿花などの“経済作物”を植えさせ、安い値段で買い取っている。他の作
  物、野菜、果物などを植えれば共産党の幹部が没収し、罰金を取る。
  ウイグル農民が一年中働いても、わずかでも収入が入るどころか“灌漑用水代”、“化学肥料代”、
  “土地税”、“幹部の給料代”、“教育基金”、“社会基金”、“自然災害の援助”などの名目で強制
  的に徴収していく。
  農村地域の年収は1000元程度だが、搾取によりさらに赤字になる。

 
核実験
  中国は東トルキスタンのロプヌル近くで46回におよぶ核実験を行っている。
  何度も行なった核実験のために、東トルキスタンが放射能汚染され民衆の間で重大な健康
  被害が出ている。中央アジアの生態環境も汚染されている

     

     
(看中国)
   
 
http://www.kanzhongguo.com/news/articles/5/3/4/87684.html

       

*注意:悲惨な写真です。
計画生育 エスニック・クレンジング
 
 1949年には5万人にも満たなかった漢族人口は現在一千万人以上にのぼっている。
 中国は通婚などの同化政策を1958年から放棄。東トルキスタン国民の消滅政策を実施している。


 
 ウイグル婦女への残酷な生育計画政策の実態
  1988年から東トルキスタンで“計画生育”という種族消滅政策を実施。
  日本では“一人っ子政策”と呼ばれる。

 
問題点:少数民族地域で“二人子”まで許されるが(漢族も同じ)地区により漢族の一割〜半分にも
  ならない人口のウイグル族にとり厳しい数字となる。

  人数制限のほか結婚して3年経たなければ二人目を出産出来ないなどの細かい規定がある。
  違反者は強制中絶の対象となる。

  結婚証を発行には女性は結婚前に避妊リングを装着しなければならない。
  出産後はすぐリングを入れなければならない。

  リングの避妊率は100%ではない。妊娠した場合は警察・共産党幹部の監督下で産婦人科に
  連行。腹部に毒薬を注射し中絶する。薬が効かず産まれた場合は出産後に殺害。
  このほか違反者に高い罰金を取る。抵抗すれば逮捕・死刑となる。

  中国では妊婦を見たら通報することを奨励している。
  通報しなかった周囲も連帯責任を負わされ罰金の対象となる。秘密裏で産むのは不可能となって
  いる。

  子供を殺害された母親が精神病になったり、使われている避妊具の副作用が強すぎて死に至っ
  たり、各種病気を誘発したりする。
  多くの女性が若くして生殖能力を失った。

  
1988年から去年まで東トルキスタンで850万人のウイグル人の子供が計画生育政策と
  いう名目で殺害された。

  その代わり中国からこの数字を上回る漢人が流入した。

  
漢人達は子供を産んでもウイグル地区に戸籍はなく、何の制限もなく暮らしている。

教育(大漢民族主義思想の強制)

  2002年5月14日、中国当局は新疆の全ての大学でのウイグル語授業を停止し中国語授業を
  実施した。東トルキスタン全国で全ての学校にビデオカメラを設け、ウイグル人教師の授業を
  監督し、中国の民族圧迫、弾圧、人権無視などのファッショ的な行為をウイグル青少年に伝えない
  ように取り締まっている。

  ウイグル学校と漢人学校の設備には雲泥の差がある。ウイグル小学校の多数は土や日干し煉
  瓦で建てられている。 教室の多くに窓はない。雨が降り続けば、授業を行なうことはできない。
  冬期には零下8〜9度にまで気温が下がるが、ウイグル小学校にはまともな暖房施設はなくスト
  ーブの石炭を買う予算もない。

  職業高校、専門学校及び大学の授業は強制的に中国語で行なう。最近、中学校、小学校でも
  ウイグル語授業廃止、中国語で授業する政策を実施した。

  ウイグル語と中国語は全く違う言葉である。
  ウイグル語はウラルーアルタイ語系のチュルク語族。中国語はシナ・チベット語族。
  語順や文法・発音にも全く似ているところはない。ウイグル学生が中国語授業を聞き完全に理解
  するのと中国語参考書を読んで勉強するのは非常に困難なことである。
 
  2003年に発行された中国の“新疆白書”には中国の憲法は各民族も教育を受ける権利があり、
  自民族の言語文字を使用し、発展させる権利を持つことを保障していると書いてある。しかし実態
  はまったく逆である。
 
宗教弾圧
  
   
金曜日の礼拝とイスラム教の年に2回の大祭のみを許し他の日常の市民の祈りをすべて禁止。
  モスクの宗教活動を禁止し観光客から入場料を取る博物館にしている。

   各モスクのイマム(イスラム教でモスクの管理・礼拝の指導者)の祈り・説法の内容を記録、礼拝
  に来た人々をリストアップ。監視官が各モスクでイマムを監視し、その行動を記録する。
  アクス地区シャーヤル県で80人の宗教人物が政治学習班に送られた。

  イスラム教の指導者をイスラムの基準を無視し中国当局が指名する。


歴史文化財の破壊

  現在、東トルキスタンの中心であるウルムチ・グルジャ・コルラ・アクス・カシュガル・ホタンなど、
  東トルキスタンの全国で町の中心に住んでいるウイグル人の昔ながらの平屋や2〜3階建の家
  屋、店、バザルなどを破壊しウイグル人を郊外に追い出し、その土地に漢人のための住宅・デパ
  ート・学校・会社・病院・娯楽施設・警察局などを建造。

  シルクロードの古い町、ウイグル民族歴代王朝の都・カシュガル市の中心にあるエイティガル広場
  やその周辺のウイグル市民の昔からの住宅、店、バザル、職人街、日曜バザルの破壊。

 
焚 書
  
  中国政府は50年代からウイグルの民族教育・文化・宗教への消滅政策を行っている。ウイグル
  人の宗教,歴史,文化,民族工芸,教育関係の書籍,雑誌,月刊誌,新聞,カセットテープ、ビデ
  オテープ,VCDなどを無条件に警察当局に渡すように強要している。警察に非協力的なウイグル
  人に対しては政策・刑法により重く罰すると警告している。
  中国警察はウイグル人の住宅に突撃捜査を行い,民族文化に関する全ての出版物を没収し、当
  局の意向に反した持ち主を罰している。

  2002年一年間に東トルキスタンで100万冊以上のウイグル語(一部のアラビア語とペルシャ語
  の書籍もある)書籍を焼きはらった。書籍の中には「匈奴簡史」・「ウイグル古典文学」・「ウイグル
  人」(ウイグル歴史)・「古代工芸と職人ガイド」・サイドハン王朝史,コーラン・コーランの解釈書・
  歴史書籍等多岐にわたる。

凶悪犯罪
 
  東トルキスタンのタリム盆地に位置する労働改造所に中国から多くの罪人が運ばれた。彼らは刑
  務所を逃げ出し、殺人・強盗・凶悪犯罪を引き起こした。
  東トルキスタンでは漢人によるスリ、強盗、殺人などの犯罪が日常的に起こっている。

民族差別

生きているウイグル人も、お墓で眠っているウイグル人をも故郷から追い出す文明・中華民族」

  紀元819〜1218年までカラハン王朝の5代目など皇族の陵墓。10世紀後半〜2002年までカシュ
  ガル市民も埋葬されてきた“セイット・アルスランハン・マザル”墓地の強制破壊。
  600年以上の歴史を持つ“タフタ橋”と呼ばれる墓地を強制的に移動させた。
  この墓地に道を造り、高圧電線鉄塔を配置。漢族移民のための生活区建設を計画している。

  2001年から中国当局は“カシュガル開発”の名目でさらに多くの漢人を移住させるため市民に祖
  先の遺体を郊外に移すように命令した。ウイグル市民は反対したが、2002年解放軍・武装警察を
  動員させ強制的に移させた。


  中国では1990年代の末まで、基本的に大学生や専門学校生の就職は国が斡旋していた。
  これを分配という。中国政府は東トルキスタンで大学や専門学校のウイグル人卒業生を都市部を
  外して人里離れた山地や田舎など条件の悪いところに分配したり人事部門の公務員が収賄を求
  めて分配を遅らせたりしていた。
冤 罪
 
  警察の決めつけとでっちあげでウイグル人が冤罪で逮捕される事が毎日のように起きている。
  そこには公正な捜査も厳格な司法もない。何かにつけて、罪のないウイグル人を逮捕し、拷問し、
  殺害し、財産を罰金として奪っている。
 
  中国から毎日列車で流入する漢人等は東トルキスタンの公安局に何も登録をしていない。犯罪も
  多いが戸籍がないため疑いもかけられず、逮捕の対象とされない。
  漢人は東トルキスタンで罪を犯しても逮捕される可能性は殆どない。東トルキスタンの刑務所に
  いる政治犯は全てウイグル人であり、刑事犯の殆どもウイグル人である。漢人は逮捕され裁判に
  かけられることが非常に少ない。 

人 口
  
  ウイグル民族の人口は中国政府公表の9百万人から、各国の研究者による3500万人という数
  字まで様々な説が唱えられている。
  ウイグル民族の正確な人口を口に出すと政治犯になり、処罰される。
  1990年6月,人口調査が行われウイグル民族の人口はわずか700万人だと発表された。

  1991年、中国語で出版された“中国地方誌集”がウイグル語に翻訳され、その編集に新疆大学
  文学部の教授、中国政治協商会議の委員、統計者、作家のトゥルスン・クルバン(Tursun
   Qurban)が配された。

  トゥルスン・クルバン教授は、1990年の時点で東トルキスタンのウイグル人口は農村部だけで
  1300万人以上、都市部を入れると1865万人以上であると指摘。
  ウイグル自治区政府に報告した。これにより、トゥルスン・クルバン教授は共産党委員会により教
  授職、文学部の職務、中国政治協商会議の委員などからはずされ、新疆大学図書館の清掃係
  にされた。

  “中国地方誌集”の中国語版は早速出版停止になり、ウイグル語版も停止。後から共産党中央
  委員会により統計数字の辻褄が合わされてから再出版された。




 参照:東トルキスタン情報センター



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