世界ウイグル会議第二回総会議がドイツのミュンヘンで開かれた

 

 アメリカの自由アジアラジオ・ウイグル語部の報道によると、世界ウイグル会議の第二回全体会議が11月24日19時、ドイツ・ミュンヘン市のEdenホテルのヨーロッパホールで開幕した。 

 会議および開幕式に参加したのはアメリカ、カナダ、オーストラリア、トルコ、サウジアラビア、フランス、スイス、ベルギー、オランダ、ノルウェー、スウェーデン。イギリス、カザキスタン、キルギズスタン及びドイツから来たウイグル組織の代表、ドイツ国会及び政府官員、バーバリア州政府・議会・党代表、国際人権組織の代表、ドイツメディア記者、ウイグル難民である。

 有名な人権活動家、ウイグル民族運動の女性指導者であるラビヤ・カディルとスディックハジ・ロズィ、在独トルコ・イスラム組織関係者も参加した。

 開幕式には、「アリプテキン教育センター」の生徒たちが東トルキスタン共和国独立行進曲とドイツ連邦共和国の国歌を斉唱した。

  開幕式には世界ウイグル会議のエリキン・アリプテキン主席が講演を行った。今回はラビヤ氏を筆頭に、会議に同席した各国ウイグルと人権組織の代表、ドイツ政府関係者、および貴賓とウイグル難民に感謝を表わし、ウイグル人の現状を述べた。

  開幕式にて、エリキン・アリプテキン主席がラビヤ・カディル氏に「ウイグル賞」と10万ユーロを授与した。ラビヤ・カディル氏はエリキン・アリプテキン主席と世界ウイグル会議に返礼し、会議の成功を祈った。

  ラビヤ・カディル氏が「ウイグル賞」を受賞

 続けて、世界ウイグル会議の名誉主席、イスタンブールにある東トルキスタン基金のムハメット・リザベキン会長、「国教なき組織」のSophia Freitas秘書長(女性)、「危険下の民族保護組織」副主席のUlrich Delius、「代表なき民族組織」のMarino Basduchen秘書長、イスラエルHaifa大学のYitzhak Sicor教授、ドイツのウイグル問題研究者Albericht Goring弁護士などが講演を行った。講演は、「東トルキスタン国民の政治・社会・宗教・文化及び経済」についてで、中国の残酷な迫害事実は統計を上げて提示され、国際社会と人権保護者にウイグル民族の運命に至急に関心を持つようべきだと呼びかけた。
 最後に、ウイグル歌舞団がウイグル民族歌舞を演奏し、会議の雰囲気が盛り上がった。

 世界ウイグル会議の第二回全体会議は11月25日から27日まで開催され、15カ国から参加したウイグル組織の代表が、東トルキスタン民族運動の戦略と計画について議論し、重要な決定を出す。今回の会議は世界ウイグル会議の選挙を行い、新たな指導者グループを選出するとしている。(RFA記者:エキレム)

開幕式の映像を見るには東トルキスタン情報センターの「ウイグルテレビ」をクリックしてください。

11月26日の選挙で、アメリカウイグル協会長のラビヤ・カディルが世界ウイグル会議の主席に、トルコ東トルキスタン文化協力協会長のセイット・トゥムトゥルク、ドイツのエスケル・ジャン、カザキスタンウイグル連盟のカフラマン・グジャムベルディなど3人が副主席に選ばれ、就任した。エリキン・アリプテキン前主席は辞職したのである。(自由アジアラジオ
 

ウイグル太郎 翻訳

2006年11月26日

 

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