新疆生産建設兵団で暴動が頻発

                    
           新疆兵団の反乱を鎮圧するため現地に進行する武装軍隊
            http://www.epochtimes.jp/jp/2005/08/html/d63829.html
            

新疆生産建設兵団(以下兵団と略す)は、1956年以来中国に駐在してきた。共産党の東トルキスタン占領の格をなす集団である。彼らはもともとというか、今も中国共産党の軍隊である。1950年に東トルキスタンを占領すると、タリム川沿いや天山北部の一段と肥沃で、水も多い地域をウイグル人からとりあげて接収し、そこに農場や牧場などをつくり、ほかにもわれわれの資源を取り上げつつ、林業や工業、その他さまざまな産業に従事してきた。
しかし、われわれによる武装蜂起などの彼らにとっての有事があれば、すかさず軍隊の本性を現し、鎮圧にあたってきたのである。

その彼らが最近中央にたてついて蜂起を繰り返しているというから、わからないものである。彼らもさすがに自らの故郷に帰りたくなったのだ。とくにアクス地区に駐在する農業第一師第三団の大多数が自らの本籍地、つまり中国国内のふるさとに帰りたいと要求しているが、これが一向に批准されないため、ついには武器を用いて立ち上がるようになったという。

人から故郷を奪っておきながら、自分の故郷に帰りたいと駄々をこねるとは笑止千万である。武装蜂起なんていいから、私たちに土地を返して速やかに去ってくれるのが一番いいのだが。

皮肉なことに、これらの動きは今となってはわれわれの独立を目指す活動に次ぐ不安定要因なのだという。そこで解放軍の新疆軍区では緊急集会を開き、軍が結集して兵団への監視を強め、軍備も万全にし、内部の安定と相互強調を行ない、暴動の発生にそなえるようにするという。さらに、兵団内に治安連防隊を作り、さらに兵団内に監視カメラをつけるなどして、兵団の監視を強めるよう中央に要求するという。基本的に兵団は中央に属しているので、解放軍新疆軍区が指導するわけにはいかないのである。東トルキスタン流れてきた漢族は解放軍であろう兵団であろう、皆が宝探し、権威、財産を強奪するために来たので、目的が実現してから故郷に帰って、落ち着いた生活をしたがっているのだ。東トルキスタンの独立は時間問題だから。 

解放軍が解放軍を監視するという事態で、外国の方にはまったく理解できないだろうが、中国社会のさまざまな層での分裂の深刻さがよくわかっていただけるだろう。

ウイグル太郎
東トルキスタン亡命政府
2005年8月6日


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