2006年1月5日ニューヨーク時間午後7時ごろ、人権活動家ラビヤ・カディル女史が秘書とワシントンD.C.のオフィスからバージニア州の自宅に帰る途中、交通事故に遭って負傷した。
アメリカ警察の調べなどによると、ラビヤ・カディル女史の車に、突然向かいから走ってきた不審なマイクロバスが、ぶつかってきたという。第一撃ではラビヤ女史も秘書も負傷しなかったため、マイクロバスはバックして再びぶつけてきた。
これが決定的打撃となり、ラビヤ女史は頭部と胸部を打撲し、肋骨を骨折した。ラビヤ女史の秘書で乗用車を運転していたスレイヤさんは軽傷。
ラビヤさんは10日に始まったクルバン祭にあわせて退院し、現在はバージニアの自宅で治療中である。
マイクロバスは盗難車だったことが判明しており、運転手は逃走中。また、ラビヤ女史の乗用車は大破。不自然な点が多いことからアメリカ警察は暗殺未遂の線からも捜査を開始している。
暗殺犯についてはまだはっきりしないが、中国当局が計画したという疑いも濃厚なのである。
ウイグル太郎
東トルキスタン情報センター
2006年1月15日
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